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ネキシウムは即効性がない薬

吐いている女性

ネキシウムは胃潰瘍や十二指腸潰瘍、逆流性食道炎などの治療において医師からは頻繁に処方される医薬品として知られるようになりました。
その高い治療実績ができていることがさらにその傾向に拍車をかけており、ネキシウムやその類似薬であるプロトンポンプ阻害剤に分類される医薬品は胃潰瘍などの治療における確固たる地位を獲得しています。
しかし、使用に際して患者が知っていなければならない点があります。
それは、ネキシウムには胃痛に対する即効性がないということです。
痛みを感じて医療機関に行き、医師の診断を受けて胃潰瘍とわかることが多いでしょう。
その際に、薬を処方してもらって飲めば痛みがすぐにとれると考えてしまいがちです。
しかし、ネキシウムは鎮痛剤ではないことに加え、痛みの原因となっている胃酸を中和する作用はありません。
胃酸の分泌を抑制することによって胃が強い酸性になってしまうのを防止することができるのがネキシウムであり、既に発生してしまっている胃酸による痛みを和らげる効果は直接的には発揮できないのです。
胃酸分泌が抑制されることによって、長期的に見れば痛みが和らぐのは事実ですが、すぐにでも効果が欲しいというときにはネキシウムは適しません。
そういった効果を期待したい場合には市販の制酸薬に分類される胃薬を飲んだり、痛みを医師にうったえて鎮痛剤を一緒に処方してもらって飲んだりすることが必要になります。
そういった点を理解しておかなければネキシウムを飲んでも薬が効いてこないと誤解してしまうリスクがあります。
薬の作用については正しい理解が必要であり、疑問がある場合には医師や薬剤師に問い合わせるということも忘れないことが大切です。

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