• ホーム
  • ネキシウムなどPPIの服用で軟便になる

ネキシウムなどPPIの服用で軟便になる

吐き気がする女性

胃酸過多の症状を持つ方は近年増加中です。
胃酸過多になると、悪心、胃のムカムカ、胃食道逆流症、胃炎といった症状が起こります。
この胃酸過多が起こる原因としては、喫煙、飲酒、ストレスなどが挙げられます。
このような症状を放置すると食道や胃が慢性炎症の状態となり、食道がん、胃がんの原因となってしまう可能性があります。
よって症状を感じた初期段階から積極的に治療をしていくことが重要となってきます。
胃酸過多に対しては胃酸分泌抑制薬が使用されます。
胃酸分泌抑制薬にはH2ブロッカーとプロトンポンプインヒビター(PPI)がありますが、PPIの方がH2ブロッカーよりも胃酸分泌抑制作用が強力であるため、臨床現場ではより多く使用されています。
PPIの中でもネキシウムは特に胃酸分泌抑制作用の強い薬と言われていて、スーパーPPIと呼ばれています。
これはネキシウムが従来からあったオメプラゾールというPPIをより効率的に効果が出るようにした製剤であるためです。
ネキシウムなどのPPIはほとんど副作用が現れない薬としても知られています。
また薬物間相互作用も起こりにくい薬剤であるため、他の基礎疾患を持っていて、併用薬が多数存在する人でも安心して使用できる薬となっています。
しかし頻度は少ないながらもネキシウムの服用によって副作用は現れます。
その代表例が軟便です。
これは胃酸分泌によって活性化する消化酵素のペプシンなどの働きが弱くなり、軟便傾向となると考えられます。
軟便の症状が現れて気になる場合には主治医に相談をしてみましょう。
胃酸分泌抑制作用が強力すぎて副作用が現れていると考えられる場合にはH2ブロッカーに変更となることもあります。

関連記事
胃酸過多に用いるネキシウム使用時の母乳への移行 2019年11月17日

ネキシウムは、胃酸の分泌を抑制することによって、胃潰瘍や逆流性食道炎などに用いられる薬です。特に、逆流性食道炎は、その一因として胃酸過多によって引き起こされるも...

ネキシウムやニンジンで回復、子どもでも逆流性食道炎 2019年10月19日

げっぷをすると酸っぱいものがこみ上げてくることが多い人は、逆流性食道炎を起こしてしまっている危険があります。普段は食べ物を消化する際に使われている胃酸の分泌量が...

ネキシウムと背中とむくみについて 2019年09月21日

胃酸の分泌を抑えるのが、ネキシウムの医薬品です。ネキシウムは逆流性食道炎とか、胃潰瘍などにも治療で使われます。もしもネキシウムを長期的に続けることになったら、肝...

腹部膨満感の胃・食道炎はネキシウムやストロカイン錠 2019年08月25日

胃痛がしたり腹部膨満感があるなど、胃の不調には様々な疾患が潜んでいます。逆流性食道炎は食道に胃酸が逆流することで、食道の粘膜を傷つけてしまうために起こります。近...

コウボクで胃腸不良改善とガイドラインでネキシウム 2019年08月07日

コウボクは漢方薬として古くから知られているものであり、ホオノキから得られる生薬です。コウボクは生薬としての特性として緊張や痛みを緩和させる作用を持つとされ、健胃...